7月の二十四節気「小暑」の七十二候(旬の食材・動植物、開運のヒント)



二十四節気の期間は約15日で、小暑は7月7日から7月22日頃まで。
その期間を3等分して、初侯を「温風至」、次候を「蓮始開」、末候を「鷹乃学習」の短文で表現されている。以上の七十二候について解説します。

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小暑の初侯:温風至

読み方は、「あつかぜいたる」と読みます。

【期間】7月7日~7月11日頃

【由来】梅雨が明けるか明けないかという時期で熱気を帯びた風が吹く頃。山から湿った暖かい空気が流れ込み雷雲が発生しやすい。

・この時期の兆し:「天の川」

年に一度の織姫と彦星の逢瀬が許される日。夜空には多くの星でつくられた天の川が流れます。天の川が見えない時には、織姫と彦星はカササギという鳥に乗って、逢瀬を交わすそうです。

・この時期の野菜:「茄子(なす)」

水分が多く食物繊維やカリウムなどの栄養素が豊富な夏野菜で、皮の色素であるナスニンには、動脈硬化などを予防する働きがある。焼いたり煮たりするほか漬物でも良い。

・この時期の果物:「スモモ」

「酢桃」とも書き甘酸っぱい果物で、プラムともいう。葉酸や鉄分、カリウムが豊富で貧血や便秘解消に役立つ。生で食べるほかに果実酒やジャムにして楽しむ。

・この時期の料理:「素麺(そうめん)」

代表的な夏の味覚。ガラスの器に氷水と一緒に盛り付ければ、見た目も涼やかです。所によっては七夕に食べる風習があり、素麺を糸に見立てて裁縫の技術の上達を願った。

・この時期の開運方法:蒸し暑い日がふえるので、風鈴を下げたり、すだれを垂らしたりすると、少しは暑さも和らぎます。七夕には短冊に願い事を書き、天の川に思いをはせて願いを成就させましょう。

小暑の次候:蓮始開

読み方は、「はすはじめてひらく」と読みます。

【期間】7月12日~7月17日頃

【由来】仏花である蓮の花が水面に幻想的な姿を見せる頃。旧暦では蓮の開花時期がお盆となる。蓮の花は深夜二時ころにつぼみが開き、明け方に一番美しく咲き誇り、昼頃には花弁を閉じ、また夜明けに咲くことを三日間繰り返し、開花から四日目には散ってしまいます。

・この時期の兆し:「鬼灯(ほおずき)の開花」

大きく膨らんだ赤い袋が印象的なホオズキは七月から茎の各節に淡い黄色の花を咲かせます。花が咲くと萼片(がくへん)が大きくなり、果実を包みます。この青い萼片が熟して赤色になると、私たちがよく知るホオズキの姿となる。

・この時期の虫:「アゲハ蝶」

アゲハ蝶がさなぎから孵り、その黒色と黄色で美しく彩られた羽を広げる季節。その姿は山間から都心までいたる所で見ることができる。蝶は古事記や日本書紀にも登場し、アクセサリーや家紋にも使われている。

・この時期の植物:「大賀蓮(おおがはす)」

世界最古の花といわれていて、約二千年前の弥生時代の古蓮と推定されている。千葉市花見川区の遺跡で種子が発見され、発芽に成功した。現在は各地の蓮公園でその花を咲かせている。

・この時期の料理:「シジミ汁」

シジミは貝類のなかで最も旨みのある出汁がとれるといわれており、汁物にするのに最適。小さな体にはカルシウムや鉄分、ビタミンなどが詰まっていて、昔から栄養豊富な身近な食べ物として親しまれてきた。

・この時期の開運方法:蓮は泥中で清浄な美しい花を咲かせることから、仏の知恵や慈悲に通じるといわれています。旧暦では蓮の開花時期がお盆にあたり、先祖様をお迎えし日頃の感謝と近況報告をして、蓮の強い生命力にあやかりましょう。

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小暑の末候:鷹乃学習

読み方は、「たかすなわちがくしゅうす」と読みます。

【期間】7月18日~7月22日頃

【由来】生後1~2か月の鷹の幼鳥が、親鳥に飛び方や狩りの仕方を習って空を舞う時期。

・この時期の兆し:「山背(やませ)」

海から山に向かって吹く風のことをいい、とくに、太平洋側の三陸地方で北東から吹く冷たく湿った風のことを指す。ヤマセは連買いの原因となることもあり、気候に左右されにくい、ゴボウやニンニク、長芋などを盛んに栽培するようになった。

・この時期の料理:「カブトムシ」

夏を代表する虫の王者。トレードマークである力強く伸びた一本角は、先端が左右に分かれていて、その先がまた二つに分かれている。夏の夜から早朝にかけて樹木に集まり蜜を吸う姿がみられる。

・この時期の果物:「土用の丑の日」

土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間を指し、この期間中の丑にあたる日が土用の丑の日。暑い夏を乗り切るためにウナギを食べて精をつける風習は、江戸時代の発明家・平賀源内が行った鰻屋の宣伝によるもの。

・この時期の魚:「ゴーヤ」

主に南九州や沖縄で栽培されている野菜。ニガウリともいう。独特の苦みがある野菜で、その理由であるククルビタシンとモモルデシンという成分には、疲労回復効果がある。

・この時期の開運方法:鷹は自分より大きな獲物にも果敢に挑みます。鷹の幼鳥が飛ぶ練習に励む姿にならって、新しい習い事や資格に挑戦してみるのもいいでしょう。自分のスキルアップが必ず開運につながります。




7月の二十四節気「大暑」の七十二候(旬の食材・動植物、開運のヒント) に続く


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