ご近所付き合いのトラブルで苦情を伝えるコツ

苦情 お付き合いのマナー

家族を持って、マンションを買って、いよいよ念願の持ち家での新しい生活が始まりました。
これから気持ちよく地域社会と溶け込んで生活していくためには、ご近所付き合いがとても重要になってきます。
しかし、お隣さんがみなさん常識的な方ばかりとは限りませんし、人それぞれ価値観が違うため、苦情を言いたくなってくることもありますよね。
いくら常識的な苦情であったとしても、言い方によっては関係がこじれてしまうこともあります。
そのようにならないために、じょうずに苦情を伝えるコツについて説明しますね。

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苦情・クレームではなくてお願いの形をとること

隣人に苦情を言いたいけれど、それがもとでトラブルになるのも嫌ですよね。
一方的に責めると相手は反発したり、逆ギレしたりすることもありますからね。
でも、なにもせずに我慢するのもあなたの精神衛生上よくないですし、迷惑をかけている当人は周りが迷惑していることに気づかずにいるもかもしれませんし、それでは当人の為にはならないことでしょう。
あなたが苦情を伝える際には、相手を責めたり謝罪させようとするのではなくて、ご協力をお願いするスタンスをとることが、とても大切です。
苦情を伝える際は、礼儀正しく挨拶をしてから、改善してほしい内容を穏やかに伝えます。
穏やかにというのがなかなか難しくて、男性だと威圧的な印象を与えがちになりますので、ご主人に頼むのではなくて女性のあなたが伝える方が良いと思います。

■■ご近所に騒音の苦情を言うときの言い回しの例■■
こんにちは。5階に住んでいる佐藤と申します。
突然お訪ねしてすみません。
深夜のテレビやオーディオの音量ですが、できればもう少し控えていただけないでしょうか。
申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

苦情・クレーム に手紙で伝えることは要注意

直接苦情を言うのを避け、メモや手紙で済まそうとすることはとても危険です。
というのは、同じ内容でも、穏やかな表情や声のトーンで伝えられるのと、文章で読むのとは相手のとりかたが大きく違ってくるからなのです。
文字だけだと命令されたり、非難された印象をもたれたりするので、細心の注意を払わなければいけませんよ。

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苦情・クレーム を直接言いにくい場合は第三者を通してみる

苦情を言いたい相手があまりお付き合いのない人とか、ちょっと気難しいタイプの人の場合、また人によって受け取り方に違いがありそうな問題の場合は、直接相手に伝えるのではなくて、自治会や管理組合、大家さんなどの第三者に相談してみることをお勧めします。
相談するときは感情に訴えるのではなくて、いつ、どこで、どんな被害や違反があったのかなど、事実を客観的に伝えることが重要です。
もし、それでも解決しなかったり、相手との関係がこじれてしまった場合は、住んでいる自治体の窓口や警察、法律の専門家(法テラス)などに相談してみてください。

まとめ

最後に、苦情を伝える時の心得5か条をまとめておきますね。

1)”お互いさま”の精神を持ち、苦情を言う必要があるかどうか冷静に判断すること。

2)苦情を言うときは低姿勢でお願いの形をとること。

3)きちんと挨拶して、礼儀正しく切り出すこと。

4)メモや手紙より直接言う方が穏やかな伝え方ができる。

5)苦情を伝えた後も変わらぬ態度で接すること。

以上が、ご近所さんに苦情を伝える時の心得となります。

 

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