近所トラブルを未然に防ぐには?その対応策について

お付き合いのマナー

誰も教えてくれない、ご近所さんとの挨拶やの仕方、近所トラブルにならないようにするには、そしてご近所さんへのお礼やお詫びの仕方について解説します。

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ご近所さんとの挨拶はとても大切

ご近所さんとは、当たり障りのない会話をしつつ、あまり深い付き合いまでには至らない。

・声に出して挨拶する。
・話しかけられたら話をする。
・すれ違った時に会釈する。
・回覧板のやり取りをする。

こんな感じの軽いコミュニケーションをとっている方が多いです。

引越しの挨拶

引越しの挨拶は、ご近所付き合いをこれからスムーズに進めていくための第一歩といえます。

まずは引っ越したその日のうちに家族全員んでいくのが理想です。

挨拶のギフト品として、
・無地のタオル
・日持ちのする焼き菓子
・洗剤や石鹸

を選べば無難ですね。

 

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挨拶の基本

良好な近所づきあいを続けていくには、何気ない日々の挨拶が大切になります。

当たり障りのない会話というのがポイント。

話題として最適なのは、天気のことを絡めると良いでしょう。

「今日は暑くて大変でしたね」というちょっとした一言で、相手をねぎらいいたわる気持ちが伝わりますよね。

逆に話題にしてはいけないものは

・お金の話
・仕事や勤務先、学歴の話
・自分や家族の自慢話
・家族の愚痴、悪口
・近所のうわさ話

話題に詰まったとしても、このような会話はしない方がいいでしょう。

相手がいい気持ちするはずありませんから。

 

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近所迷惑のトラブルになってしまいがちな事例と対策

隣人トラブルは自分が加害者にも被害者にもなりうる、ということを常に意識しておいてください。

まめな近所づきあいをしていると、未然にトラブルを防ぐ効果もあります。

近所トラブルが起こってしまったら、大きくならないため以下のことを心がけておきたいですね。

【トラブルを大きくしないための5か条】

1)地域やマンションのルールを守る

2)普段から挨拶を交わし、旅行な近所関係を築く

3)何か迷惑をかけそうな時は、事前にひと言断りをいれておく

4)同じ地域に住ませてもらっているという謙虚な気持ちを持つ

5)何か注意する時は、苦情ではなくお願いする形で伝える

このような小さな配慮が大きなもめ事を防ぐのです。

騒音トラブル

近所トラブルで最も多いのが、騒音の問題です。

人の声や足音、生活音などトラブルの原因は様々。

生活時間への配慮する事や防音対策が必要となります。

もし騒音の迷惑をかけるかもと思ったら、事前の周知や事後のフォローでトラブルを回避できます。

そこで、どのような騒音が迷惑となるかアンケートを取ったところ、

1位がバイクや車などのエンジン音
2位が大人数の宴会等の騒ぎ声
3位が言い争いや叱るなどの怒鳴り声
4位が動物の鳴き声
5位が子供の泣き声

と言う結果でした。

若い世代ほど、騒ぎ声や怒鳴り声鳴き声など人の声をうるさいと感じる人が多いようです。

 

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ゴミ出しトラブル

ゴミ出しのトラブルは他のご近所トラブルと比べるとルールが明確であり、違反を指摘しやすいのが特徴です。

住んでいる地域や集合住宅のルールを再確認しておきましょう。

また、ゴミ出しによる個人情報の漏洩には細心の注意を払うようにしましょう。

ゴミ出しのルールを守らない人に対して頭ごなしに非難するのは得策ではありません。

丁寧に声をかければ、相手も素直に非を認めやすくなり気まずい思いをすることもないでしょう。

ペットのトラブル

近年のペットブームで、トラブルの数も増える一方です。

多いのは、鳴き声や排泄物のトラブルです。

最愛のペットでも、みんながかわいいと思うとは限らないことを肝に銘じておきましょう。

 

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子供のトラブル

子供に関するトラブルでは、鳴き声や遊びまわる足音などの騒音以外にも、気をつけておきたいことがあります。

最近よく聞かれる言葉で、「道路族」というのがあります。
これは道路で我が物顔で占領して遊ぶ子供や、それを黙認している親のことを指す言葉です。
道路以外にも集合住宅のエントランスや通路が溜まり場になっていて、ご近所さんの出入りの妨げになることもあります。

子供はただ遊んでいるだけでも、隣人にはいたずらや迷惑行為として受け取られてしまうので親が注意監視する必要があります。

よその子供を注意したらその親にも伝えておきましょう。

よその子供を注意するのは勇気が要りますよね。

その子供の親にも注意した事実や理由を伝え、大人同士がコミニケーションを図れるようにするのが理想です。

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ガーデニングのトラブル

ガーデニングを楽しむのなら、ペット同様きちんとお世話をすることを心がけてください。

とかくお隣の敷地との境界線付近はトラブル多発地帯になりがち。

たとえば、水やりや消毒液の散布なども迷惑にならないように気をつくなければいけません。

庭木の枝葉が越境して問題になることも多いし。

落ち葉や枯葉が隣の庭に落ちたり、風で飛ばされたりして、結局お隣さんが掃除をするはめになったりして、これではお隣さんもストレスがたまってしまいますよね。

こんなことにならないよう、こまめなお手入れと掃除は徹底するようにしてください。

できないようなら、ガーデニングはあきらめた方が、お互いのためですね。

迷惑駐車

来客が近くに駐車場がないからといって家の前の私道に 一時駐車する場合。
本人たちは「ちょっとくらいなら大丈夫」と思うかもしれませんが、ご近所の方にとっては車での出入りが困難になるなど、迷惑極まりない行為なのです。
やむを得ず一時駐車させてもらう際には、その道路を使うお宅に断りを入れることが肝心です。

うわさ話

立ち話をしていて話題がその場にいない人の悪口やプライバシーに関わるないようになったとしたら、同調したり自分の意見を言ったりするのは避けたいものです。
さりげなく話題を変えるか「さあよくわかりません」と曖昧な言葉で聞き流し「用事があるのですみません」とその場を去るのが賢明です。

共用スペースの私的利用とは?

マンションのエントランスや廊下、ベランダ等は共用スペースと呼ばれるものです。
ここは緊急時の避難経路としての役割もあるため、原則的に私物を置くのを禁止している場合がほとんどです。
玄関周りに自転車やベビーカー、子供の遊具などを置いている場合は、改めてマンションの管理規約をチェックする必要があります。

洗濯物・布団の干し方にまつわるトラブル

布団を叩く音がうるさい、叩いて出たほこりが階下の洗濯物に着く、こんな日常の何気ない行為がトラブルの原因になります。

また、隣と接する塀に布団やカーペットを干したり、干した洗濯物が落下したり、風で飛んだりするトラブルもよくあります。

クリスマス飾りのトラブル

最近、自宅や庭をイルミネーションで派手に飾り、観光地化する住宅地もちらほら見受けられます。
しかしこれが見物人によって道が渋滞したり、放置されるゴミに悩まされ、近隣住民からは「光害」として問題視される事態にも発展しています。
楽しむには節度と対策が必要です。

タバコのトラブル

「洗濯物ににおいがつく」
「換気のため窓を開けると嫌な匂いがする」
など苦情が寄せられます。

特にマンションではベランダで喫煙する「蛍族」が問題となっています。

「敷地内全面禁煙」
「共用スペースは火気厳禁」
などの規則がある場合もあるので注意しましょう。

地域活動への不参加によるトラブル

共稼ぎ世帯の増加や「あまり積極的に近隣と関わりたくない」と言う考えの人も最近は多くなってきています。
また地域活動への参加問題で揉めることもしばしば。

参加者は相手に強要しない、不参加者は可能な限り協力する姿勢を見せるなど、お互いの事情や気持ちを察した上でのやりとりが求められます。

 

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隣人との交渉術

迷惑をかけてしまった場合もかけられた場合も、お互い様の精神でお付き合いしていけば、うまくいきます。

角の立たない断り方

ご近所関係を良好に保つため、角が立たない断り方のテクニックがあります。

・嘘にならない断り方で相手ときちんと向かい合うこと。

・かたくなに拒否するのではなくて、代案を提示してみること。

・自分の意思ではなく、夫の反対を理由にして集会等への参加をキャンセルする。

・長い立ち話はタイミングを見計らい自分から切り上げるようにする。

などなど
相手が不快にならないよう考えて行動すると良いでしょう。

 

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うまく苦情を伝えるコツ

相手を「責める」のではなく、「協力をお願いする」のつもりでコミニュケーションするとうまくいきます。

また、直接苦情を言うのを避けてメモや手紙で伝えようとする人もいますが、かえって強い印象になってしまうので避けた方が良いでしょう。

裏技として、直接言いにくい場合は第三者を通すと言う方法もあります。

 

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苦情への対応

苦情を受けたときは、感情的にならずに冷静に受け止め、事実を確認し、対応策を考えることが基本です。

相手の気持ちを素直に受け止めまずは事実を確認します。

言いにくいことを言ってくれたことへの感謝も忘れずに。

もしも言いがかりをつけられたのならば第三者に相談した方が良いでしょう。

 

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こちらが迷惑をかけてしまったら

お詫びで大事なのは迅速さと誠実さです。

電話や手紙ではなく、直接出向いて頭を下げることで誠実さを表現しましょう。

明らかに自分に非がある場合は、お詫びの品を持参した方が良いでしょう。

金額の目安としては2000円から3000円位の誰もが知っている有名店の菓子折などにしておけば無難でしょう。

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