海水浴に浮き輪やゴムボートはつきものですね。
海水浴場に着いてお父さんが真っ先にしなくてはならないのが、それらの空気入れです。
暑いさなかに手動ポンプはとにかく疲れます。
それだけでもうグッタリ。
そこで電動のコンプレッサーがあると超楽ちん。
車で海水浴場まで行くなら、シガーソケットから電源をとれる車用空気入れがとても役立ちます。
今回ご紹介する車用空気入れエアーコンプレッサーは非常にコンパクトな造りで、常時車に積んでいても邪魔になりません。
だから、パンクなど緊急時は本来の車用空気入れとして使用します。
その上、お値段もこなれてきてお求めやすくなってきています。
コンパクト、機能的、低価格の三拍子そろったコンパクト車用空気入れ、見逃す手はありません。
スポンサーリンク
車用空気入れシガーソケット接続式12Vのエアコンプレッサーに3種類のアダプターノズルが付いてレジャー用品の空気入れに便利
今回購入したのは、黄いろの方です。
と
は機能的にはほとんど一緒。
値段がちょくちょく変動するので、安い方を選んでください。
車用空気入れエアコンプレッサーコンパクトの使用方法
【車のタイヤの空気入れ】
1)商品の裏の方に収納されている12Vの電源コードと空気入れホースを取り出します。
↓
2)車のエンジンをかけコンプレッサーの電源線をシガーソケットに挿してます。
↓
3)「R」ボタンで3単位(PSI, BAR, KPA)を切り替え、必要なタイヤ圧を設定する。
車の運転席側ドアの閉まる部分にその車の適正空気圧が表示されているので、その数字で設定する。
私の場合は、220KPAでしたので、「R」キーを押してKPAにし、「+」ボタンや「-」ボタンを押して数値を220に設定しました。
↓
4)タイヤのバルブに空気入れカプラを接続すると、現在の空気圧が表示されます。
↓
5)電源ボタンを押すと充填開始。
ONが 〇 印
OFFが | 印
↓
6)設定した空気圧に達すると自動で停止します。
3種類アダプターノズル付き
ボール 浮き輪 風船用に3種類アダプターノズルが付いています。
空気入れカプラにアダプターノズルを差し込み、コックを倒せばアダプターノズルは固定されます。
LEDライト付
海水浴での空気入れには必要ないと思われるが、
本来の車の空気入れは非常時の暗がりでの作業もありえるので、
ありがたい機能である。
スポンサーリンク
空気圧の単位について
「R」ボタンで表示される3単位(PSI, BAR, KPA)について簡単に説明します。
KPA(キロパスカル)とは
現在主流となっている、空気圧(圧力)の単位です。
これは、国際単位系の定める圧力・応力の単位で、現在生産されている
タイヤには、この単位で所定の空気圧を表示することが、ISOによって推奨
されています。
BAR(バール)とは
大気圧の表示によく使われるバール(ミリバール)です。
欧州で、今なおよく使われている単位で、メートル法の圧力単位の
一つです。
これは、kgf/㎝2と同じ値となります。
kgf/㎝2(キログラム/平方センチ)とは
メートル法の度量衡法を使っている国で、よく使われている圧力単位です。
日本でも、車のタイヤ空気圧は、「何キロ」というふうに
表現されることが多いようです。
PSI(ピー・エス・アイ)とは
これは、Pound per Square Inchの略称で、ポンド/平方インチで
示す圧力単位です。
lbf/in2と表記される場合もあります。
重量の単位として、ポンドを使っているアメリカなどで、
ポピュラーな単位系です。
自転車タイヤでは、この表記が多く用いられています。
空気圧の単位の簡易換算方法
簡単で、覚えやすい換算法をご紹介します。
日本人にとって最もなじみの深い、kgf/㎝2(キログラム/平方センチ)に換算する方法です。
kPa(キロパスカル)の表示がしてある時は?
100で割ります。
(例)300 kPaの場合
300 kPa ÷ 100 =3 kgf/㎝2(キログラム/平方センチ)
bar(バール)の表示がしてある時は?
換算の必要はありません。
(例)3 barの場合
3 bar = 3 kgf/㎝2(キログラム/平方センチ)
PSI(ピーエスアイ)の表示がしてある時は?
0.07を掛けます。
(例)50 PSIの場合
50 PSI × 0.07 =3.5 kgf/㎝2(キログラム/平方センチ)
これを応用すると、PSIをkPaに換算するのも簡単です。
7を掛ける、だけになります。
上記の例の数字で換算すれば、
50 PSI × 7 =350 kPa(キロパスカル)
となります。
PSI表示は、自転車タイヤでは、頻繁に登場する圧力単位ですから、
サイクリストの方は、この方法を覚えておいて損はないです。
まとめ
海水浴で、お父さんが楽できる車用空気入れの使い方について。
おまけで空気圧の単位についての豆知識でした。
スポンサーリンク
コメント