落ち葉掃除やガレージの清掃、DIY後の粉じん処理などで活躍するマキタのブロワ。
中でも「MUB402」と「UB1103」は見た目もスペックも非常によく似ており、
- 何が違うの?
- どっちを選べば失敗しない?
- 価格差がほとんどないけど意味はある?
と迷う方がとても多い機種です。
結論から言うと、MUB402とUB1103は基本性能がほぼ同じブロワで、実用上の差はほとんどありません。
この記事では、両モデルの「本当の違い」と「後悔しない選び方」を、初心者にも分かりやすく解説します。
まず結論|MUB402とUB1103の違いはほぼ3点だけ
最初に結論を整理します。
結論から言うと、マキタのMUB402とUB1103は、性能や使い勝手に大きな差はなく、実用面ではほぼ同じブロワです。購入前に気になる「どちらが優れているのか」「失敗しない選び方はどれか」という点についても、ポイントさえ押さえれば難しくありません。
MUB402とUB1103の違いは、主に以下の3点のみです。
- フレキシブルホースの部品番号が異なる
- 本体の長さがわずか1mmだけ違う
- 販売価格に約172円程度の差が出ることがある
いずれもカタログや仕様表を細かく見比べて初めて分かるレベルの違いで、
風量・重量・操作性・用途といった基本的な性能面は同等と考えて問題ありません。
そのため、作業効率や使い勝手に大きな差が出ることはなく、
「どちらを選んでも失敗しにくいモデル」と言えるのが、この2機種の大きな特徴です。
とにかく時間をかけずに選びたい方は、次の基準だけ覚えておけば十分です。
- 少しでも安く購入したい・価格重視 → MUB402
- 在庫の多さや流通量を重視したい → UB1103
この基準で選べば、購入後に後悔する可能性はかなり低く、安心して使い始められます。
スペックの比較表
| 項目 | MUB402 | UB1103 |
|---|---|---|
| タイプ | 電動ブロワ | 電動ブロワ |
| 吸排 | 吸排両用 | 吸排両用 |
| 風量調整 | 無段変速 | 無段変速 |
| 重量 | 約1.8kg | 約1.8kg |
| 電源 | コード式 | コード式 |
| 付属品 | ノズル・ホース類 | ノズル・ホース類 |
| 参考価格 | わずかに安い | わずかに高い |
※数値上の性能差はなく、カタログスペックはほぼ同一です。
MUB402とUB1103の違いを詳しく解説
違い① 付属品のフレキシブルホースの部品番号が異なる
両モデルとも標準でフレキシブルホースが付属していますが、
カタログ上の部品番号が異なるという違いがあります。
この点だけを見ると「別物なのでは?」と不安になるかもしれませんが、
実際にはホースの形状・長さ・用途は同等で、
ブロワや集じん作業における使い勝手や性能に差はほぼありません。
そのため、通常の掃除やDIY用途で使う分には、
部品番号の違いを意識する場面はほとんどないと言えます。
違いが影響する可能性があるのは、
- 純正部品を番号指定で管理している
- 業務用途で交換部品を頻繁に注文する
といったケースに限られます。
一般的な家庭利用や個人使用であれば、
「付属品の仕様は実質同じ」と考えて問題ありません。
違い② 機体の長さがわずか1mm違う
本体サイズには約1mm程度の差がありますが、
これは設計上のわずかな違いによるものです。
実際の使用シーンでは、
- 持ったときのバランス
- 作業時の取り回しやすさ
- 収納時の収まり
といった点で、体感できる差はまずありません。
定規で測らなければ分からないレベルの違いであり、
日常的な清掃や屋外作業では影響しないため、
実用面では「同じサイズ感」と考えて差し支えありません。
違い③ 価格差は約172円
販売店や購入タイミングによって多少前後しますが、
MUB402とUB1103の価格差は
数百円以内(約172円前後)に収まることがほとんどです。
この程度の価格差で、
風量や機能、耐久性といった性能に違いはないため、
コストパフォーマンスの面でも優劣はほぼありません。
そのため選び方としては、
- 少しでも安く買える方を選ぶ
- その時点で在庫があり、すぐ届く方を選ぶ
といった実用的な判断基準で問題ありません。
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性能差で悩む必要はなく、
価格や流通状況を見て柔軟に選ぶのが賢い選択です。
共通の特徴|MUB402・UB1103で変わらないポイント
吸排両用タイプで幅広い用途に対応
ブロワ(吹き飛ばし)機能だけでなく、
集じん(吸い込み)にも対応している点は、MUB402・UB1103の大きな強みです。
落ち葉やゴミを一方向に集めるだけでなく、そのまま吸い込んで処理できるため、
「集めて終わり」ではなく後片付けまでスムーズに行えます。
具体的には、
- 庭や玄関まわりの落ち葉集め
- ガレージや駐車場の砂・ホコリ清掃
- DIYや木工作業後に出る粉じん・木くず処理
など、屋外・屋内を問わず幅広いシーンで活躍します。
ブロワ専用機と比べて用途の幅が広いため、
1台で何役もこなしたい家庭用ユーザーに特に向いている仕様と言えるでしょう。
無段変速機能で風量を自由に調整
トリガー操作によって風量を細かくコントロールできる無段変速機能を搭載しており、
作業内容に応じた使い分けが可能です。
例えば、
- 弱風で室内や狭い場所をやさしく清掃
- 中風で砂やホコリを効率よく移動
- 強風で屋外の落ち葉やゴミを一気に吹き飛ばす
といったように、状況に合わせて直感的に調整できます。
風量を固定できないモデルに比べ、
作業対象を飛ばしすぎない・散らかしにくいのもメリットです。
軽量1.8kgで長時間作業も疲れにくい
本体重量は約1.8kgと非常に軽量で、
女性や力に自信のない方でも扱いやすい設計になっています。
長時間使用しても、
- 腕や肩への負担が少ない
- 持ち替えや角度調整がしやすい
といった点から、疲労を感じにくいのが特徴です。
家庭の掃除や日常的なメンテナンス用途であれば、
重さがネックになることはほとんどなく、気軽に使える重量感と言えるでしょう。
コード式で充電切れの心配なし
MUB402・UB1103はいずれもコード式のブロワのため、
バッテリータイプの工具でありがちな「途中で電池が切れる」といった心配がありません。
コード式ならではのメリットとして、
- 作業中にバッテリー残量を気にしなくていい
- 電圧低下によるパワーダウンが起こらない
- 使い始めから終わりまで安定した風量を維持できる
といった点が挙げられます。
特に、落ち葉掃除やガレージ清掃のように
ある程度まとまった時間、連続して使う作業では、
コード式の安心感は大きなメリットになります。
「あと少しで終わるのに充電切れ…」といったストレスがなく、
作業に集中できるのは大きな魅力です。
一方で、コードの取り回しには多少注意が必要ですが、
屋外作業や電源が確保できる環境であれば、
パワーと安定性を重視したい方にとって非常に相性の良い方式と言えるでしょう。
豊富な標準付属品
MUB402・UB1103は、購入時点でノズルやフレキシブルホースなどの
標準付属品が一通り揃っているのも大きな特徴です。
そのため、
- 別売りパーツを追加購入する手間がない
- 箱から出してすぐに作業を始められる
- 初めてブロワを使う人でも迷いにくい
といったメリットがあります。
用途に応じてノズルを付け替えることで、
吹き飛ばし・集じんのどちらも柔軟に対応できるため、
コストを抑えつつ幅広く使いたい人に向いた構成と言えるでしょう。
どっちを選ぶ?タイプ別おすすめ
ここでは、MUB402とUB1103の特徴を踏まえたうえで、
どんな人にどちらのモデルが向いているかを整理します。
性能差がほとんどないからこそ、自分の重視ポイントに合わせて選ぶことが大切です。
MUB402がおすすめな人
- 少しでも安く購入したい
- 型番やシリーズに強いこだわりがない
- 性能が同じなら価格を優先したい
MUB402は、機能や使い勝手がUB1103と同等でありながら、
販売価格がわずかに安く設定されていることが多いモデルです。
そのため、「できるだけコストを抑えたい」「ブロワは実用性重視で十分」という方には、
MUB402が向いています。
家庭用の落ち葉掃除やガレージ清掃など、
日常的な用途で使う分には不満を感じることはほぼないでしょう。
UB1103がおすすめな人
- 在庫が豊富な方を選びたい
- 流通量や入手しやすさを重視したい
- 新しめの型番の方が安心できる
UB1103は、比較的新しい型番ということもあり、
ショップによっては在庫が安定しているケースがあります。
「すぐに手元に欲しい」「品切れの心配をしたくない」という方や、
型番の新しさに安心感を求める方には、UB1103が向いています。
性能や作業効率に違いはないため、
価格・在庫・購入タイミングといった実務的な判断基準で選んで問題ありません。
ユーザーの口コミ・評判はどう?
実際にMUB402・UB1103を使用しているユーザーの声を見ると、
カタログスペックだけでは分からないリアルな使用感や満足度が見えてきます。
ここでは、良い口コミと気になる口コミを分けて紹介します。
MUB402の良い口コミ
- 風量が十分で落ち葉掃除が一気に片付く
- 軽くて扱いやすく、長時間使っても疲れにくい
- コード式なのでパワーが安定していて安心感がある
特に多いのが、「家庭用としては風量が十分」「思った以上にパワフル」といった声です。
落ち葉や砂、軽いゴミであれば短時間で作業が終わるため、
掃除の効率が大きく上がったと感じる人が多いようです。
MUB402の気になる口コミ
- 音はそれなりに大きく、時間帯に配慮が必要
- 室内使用には向かず、屋外専用と割り切った方がいい
ブロワ全般に言えることですが、静音性を重視する人にはやや不向きという意見もあります。
ただし、「屋外作業と割り切れば問題ない」という声も多く、
用途を理解した上で使えば大きなデメリットにはなりにくいでしょう。
UB1103の良い口コミ
- DIYやガレージ清掃にちょうどいいパワー感
- 標準付属品が充実していて追加購入が不要
- 操作がシンプルで、初めてでも迷わず使えた
UB1103は、「扱いやすさ」と「分かりやすさ」を評価する口コミが目立ちます。
特に初めてブロワを購入した人からは、
説明書を見なくても直感的に使える点が高く評価されています。
UB1103の気になる口コミ
- コードが作業中に少し邪魔に感じることがある
- バッテリー式と比べると取り回しは普通
一方で、コード式ならではの取り回しに関する声も見られます。
ただし、「安定したパワーと引き換えなら許容範囲」「延長コードを使えば問題ない」
といった意見も多く、使い方次第で十分カバーできるポイントと言えるでしょう。
よくある質問(FAQ)
Q. MUB402とUB1103の性能は本当に同じ?
はい。風量・重量・基本機能は同等で、実際の使用感にも大きな差はありません。メーカー仕様を比較しても、作業効率やパワー面で優劣が出るポイントはなく、日常的な清掃やDIY用途では「同じ性能」と考えて差し支えないレベルです。そのため、性能面で迷う必要はほとんどありません。
Q. ホースやノズルは共通で使える?
基本的には共通で使用可能です。形状や用途は同じため、通常使用で困ることはありません。ただし、純正部品を部品番号指定で注文する場合や、業務用途で厳密な管理を行う場合は、対応する部品番号を確認してから購入するとより安心です。
Q. 家庭用でも使える?音はうるさい?
家庭用として十分使用できますが、ブロワ特有の作業音はやや大きめです。そのため、住宅街で使う場合は時間帯への配慮が必要になります。屋外作業や日中の使用を前提にすれば問題になりにくく、パワー重視のモデルとしては標準的な音量と言えるでしょう。
Q. 後継機や廃番の心配はある?
現時点では、急な廃番やサポート終了といった大きな心配はありません。流通量も多く、部品供給やサポート面でも安心感があります。購入する際は、在庫が安定しているショップを選ぶことで、より安心して長く使えるでしょう。
まとめ|MUB402とUB1103の違いと後悔しない選び方
MUB402とUB1103の違いはごくわずかで、
性能面ではほぼ同じブロワです。
- 違いは「付属品番号・1mmの長さ・わずかな価格差」のみ
- 性能重視ならどちらを選んでもOK
- 迷ったら「価格」か「在庫状況」で決めて問題なし
大きな失敗をしにくいモデルなので、
安心して用途に合った方を選んでください。
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