レターパックプラスは全国一律料金で利用できる便利な配送手段ですが、ポストに入らない場合の対応方法に悩むことがあります。
本記事では、ポストに入らないレターパックプラスの発送方法について詳しく解説し、最適な発送手段を選ぶためのポイントを紹介します。
レターパックプラスを使ったポストに入らない荷物の発送方法
レターパックプラスの基本情報と特徴
レターパックプラスは、日本郵便が提供する全国一律料金の配送サービスで、追跡機能が標準装備されています。
このサービスの特徴は、全国どこへでも520円で送れる点と、対面での受け取りが必要な点です。
また、レターパックライトと異なり、厚さの制限がなく、4kgまでの荷物を送ることができます。
そのため、書類や小型の電子機器、洋服などを安全に配送するのに適しています。
さらに、レターパックプラスは専用の赤い封筒を使用するため、郵便窓口で手続きする際に簡単に識別できます。
荷物が破損しないように、厚手の紙製の封筒が採用されており、多少の衝撃にも耐えることができます。
しかし、封筒が完全に閉じていないと発送できないため、荷物を入れた後はしっかりと封をする必要があります。
ポストに入らない荷物の基準とは
レターパックライトはポスト投函が可能ですが、レターパックプラスは対面受け取りが必要なため、ポストに入らないことが前提のサービスです。
しかし、一部の地域では配達員が荷物をポストに入れようとする場合があります。
そのため、確実に手渡ししてもらうためには、宛名欄の備考欄に「対面受け取り希望」と記載するのが効果的です。
また、ポストに入らない荷物の具体例として、厚みがある書籍、折りたたんだ衣類、小型の電子機器などが挙げられます。
ポストに無理に入れられることで荷物が破損するリスクもあるため、受取人に事前に伝えておくのも良い方法です。
集荷サービスの利用方法と注意点
レターパックプラスは基本的に郵便局の窓口に持ち込むか、郵便ポストへ投函して発送できますが、荷物のサイズや自宅からのアクセスの問題で郵便局に行けない場合は、集荷サービスを利用するのも便利です。
集荷を依頼する際は、最寄りの郵便局に事前に連絡し、集荷が可能な地域かどうかを確認する必要があります。
特に、大きな荷物を頻繁に発送する場合、集荷を利用することで効率よく発送作業を進めることができます。
ただし、集荷依頼の時間帯や当日の混雑状況によっては、希望する時間帯に来てもらえないこともあるため、余裕を持って手配することが大切です。
また、集荷サービスを利用する際には、荷物の梱包がしっかりされているか確認し、宛名をはっきり書いておくことが重要です。
誤配送を防ぐためにも、追跡番号を控えておくと安心です。
ポストに入らない荷物を送る際のサイズと重さの制限
レターパックプラスのサイズと重さの最大値
レターパックプラスは、日本全国一律料金で利用できる便利な配送手段です。
その最大重量は4kgまでで、封筒のサイズは340mm×248mm(A4ファイルサイズ)です。
厚みに制限はありませんが、封筒のフタがしっかり閉じることが条件となります。
封がきちんと閉じていないと、郵便局で受け付けてもらえないため、荷物の厚みや詰め方に注意しましょう。
また、封筒の材質が厚手の紙製なので、ある程度の衝撃には耐えられますが、壊れやすいものを送る際はクッション材を活用することをおすすめします。
他の発送方法との違いを理解する
レターパックプラスとレターパックライトの違いを理解して、最適な発送方法を選びましょう。
レターパックライトは、厚さ3cm以内の制限があり、ポスト投函が可能です。
そのため、ポスト投函で済ませたい場合や厚みが少ない荷物にはレターパックライトが適しています。
一方、レターパックプラスは対面受け取りで配送され、厚みの制限がないため、厚さ3cm以上の荷物や確実に受け取りたい荷物に適しています。
さらに、レターパックプラスはポスト投函ができないため、直接郵便局に持ち込むか、集荷サービスを利用することが必要です。
4kg以内の荷物についての具体例
・書類や雑誌のまとめ発送(大量の書類やカタログなども安心して送れる)
・衣類(Tシャツ、軽量アウター、セーターなど折りたためる衣類)
・小型の電子機器(タブレット、モバイルバッテリー、イヤホン、スマートウォッチなど)
・食品(常温保存可能なレトルト食品やお菓子など)
・小型の雑貨やアクセサリー(手作りのハンドメイド作品やギフトアイテム)
発送時には、梱包を適切に行い、荷物が封筒内で動かないように固定することが大切です。
特に電子機器や割れやすいものを送る場合は、プチプチなどの緩衝材をしっかりと使用し、安全な配送を心がけましょう。
コンビニでのレターパックプラスの発送方法
ローソンとその他の店舗での取り扱い
レターパックプラスは、ローソンなどの一部コンビニで購入でき、手軽に利用できる点が魅力です。
しかし、全ての店舗で発送受付を行っているわけではなく、取り扱いのない店舗もあります。
そのため、事前に近隣のコンビニがレターパックプラスの発送に対応しているか確認するとスムーズに利用できます。
また、取り扱い店舗では、封筒の販売のみ行っており、発送の受付をしていない場合もあるため、店員に確認するとよいでしょう。
コンビニ発送のメリットとデメリット
メリット
・24時間利用可能(一部店舗除く)
・郵便局の営業時間外でも発送ができる
・多くの店舗で取り扱いがあり、手軽に利用可能
・レターパックの封筒がその場で購入できるため、準備が楽
デメリット
・店舗によっては発送受付がないため、事前確認が必要
・郵便局と異なり、梱包や発送に関する詳しい案内が受けられない
・コンビニスタッフによっては、レターパックの取り扱いに慣れていないことがある
・重量やサイズが適正かをその場で確認してもらえないため、発送ミスの可能性がある
適切な梱包と封筒の選び方
荷物がしっかり収まるように、封筒の四辺を確実に閉じることが重要です。
特に、重たいものを入れる場合、封が開いてしまわないようにテープで補強するのがおすすめです。
また、破損を防ぐために、緩衝材を活用し、特に壊れやすいものは二重に包装すると安心です。
荷物の形状に合わせて、しっかりと封が閉じられるように調整し、適切な梱包を心がけましょう。
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郵便局でのレターパックプラスの発送手続き
窓口での手続きの流れ
- レターパックプラスの封筒を用意し、適切なサイズと重さであることを確認する。
- 荷物を封入し、封を閉じる。
封がしっかりと閉じていることを確かめるために、端をしっかり押さえて密着させる。 - 追跡番号を確認し、控えを保管。
追跡番号は日本郵便の公式サイトやアプリで確認できるため、なくさないように注意する。 - 窓口で料金を支払って発送。
支払い方法には現金やクレジットカードが利用できる場合があるので、事前に確認するとスムーズ。 - 発送後、配送状況を定期的に確認し、受取人にも追跡情報を共有することで安心して利用できる。
必要な費用と料金について
レターパックプラスの料金は全国一律520円です。
追加料金は不要で、日本全国どこへでも同じ料金で発送可能です。
ただし、速達や特別な配送オプションを希望する場合は、別途料金が発生することがあります。
切手やシールの使い方と注意点
レターパックプラスは、専用封筒に料金が含まれているため、切手の追加は不要です。
封筒に記載された料金で送ることができますが、しっかりと封を閉じていないと受付を断られることがあるため、特に注意が必要です。
また、シール部分が剥がれてしまうと配送中に開封される可能性があるため、封をした後は端をしっかり押さえて密着させることが重要です。
郵便物の追跡と配送状況の確認方法
追跡番号の取得と利用方法
レターパックプラスには個別の追跡番号が記載されており、日本郵便の公式サイトやスマートフォンアプリで配送状況を確認できます。
追跡サービスを利用すれば、荷物が現在どの地点にあるのか、いつ配達予定なのかをリアルタイムで確認できるため、発送者・受取人双方にとって便利です。
特に高価な商品や重要な書類を送る場合、定期的に追跡情報をチェックし、予定通りに配達が進んでいるかを確認するのが望ましいでしょう。
荷物が予想外の経路をたどっていたり、一定の場所で長時間止まっている場合は、郵便局に問い合わせることも検討するとよいでしょう。
配達日数についての詳細
通常、レターパックプラスは発送から1~2日で届くように設計されていますが、地域によってはさらに時間がかかることがあります。
特に、離島や山間部では配送に追加日数が必要になる場合があるため、急ぎの荷物を送る際には余裕を持ったスケジュールで準備することが大切です。
また、天候や災害の影響によっても遅延が生じる可能性があり、冬季の積雪や台風の時期には配送が通常よりも長くかかることがあります。
配達状況をこまめにチェックし、受取人に事前に予測される配達日数を伝えておくと安心です。
特別な手続きが必要な場合の対処法
配送トラブルが発生した場合、日本郵便のカスタマーサービスに問い合わせることで適切な対応を受けることができます。
荷物が届かない、追跡情報が更新されない場合には、まずは日本郵便の公式サイトで最新の情報を確認しましょう。
それでも解決しない場合は、発送した郵便局に直接連絡するのが効果的です。
また、配達先住所に間違いがある場合、一定期間内であれば訂正可能な場合もあるため、早めの対応が重要です。
万が一、荷物が紛失した場合は、補償制度についても確認し、必要な手続きを進めるとよいでしょう。
レターパックライトとの違いを知る
サイズと料金の比較
レターパックプラス | レターパックライト | |
---|---|---|
料金 | 520円 | 370円 |
厚さ制限 | なし | 3cm以内 |
重量制限 | 4kgまで | 4kgまで |
配送方法 | 対面受取 | ポスト投函 |
選ぶ際のポイントとおすすめシーン
・ポスト投函可能なものはレターパックライト。
・厚さ3cm以上、対面受取希望ならレターパックプラス。
・荷物が軽くて比較的小さい場合は、コストを抑えられるレターパックライトが適している。
・受取人が不在がちで、確実な受け取りが必要な場合はレターパックプラスを選ぶと安心。
・書類やチケットなどの薄くて重要なものは、ポスト投函可能なレターパックライトが便利。
・電子機器や割れやすいものを送る際は、対面受取のレターパックプラスを利用すると安全。
どちらを選ぶべきかのアドバイス
レターパックライトは封筒の厚み制限があるため、大きめの荷物や確実な受け取りを希望する場合はレターパックプラスが適しています。
また、配送スピードもほぼ同じですが、レターパックプラスは手渡しのため、荷物の紛失リスクを軽減できます。
さらに、配送時の衝撃による破損を避けるため、精密機器などを送る際にはレターパックプラスが望ましい選択です。
発送時の注意点とトラブル回避法
厚さや重さの制限に注意する
封筒がしっかり閉じていないと、郵便局で受け付けてもらえない場合があります。
そのため、適切な梱包を行い、封筒のふちが完全に閉じるようにすることが重要です。
また、重さの上限は4kgであり、これを超えると発送できません。
荷物の内容物が偏らないようにし、均等に詰めることで、配送中の破損リスクを減らせます。
加えて、液体や壊れやすいものを送る際は、特に緩衝材を利用し、破損防止に努めることが推奨されます。
土日祝日での発送の影響
郵便局は基本的に通常営業ですが、土日祝日の発送は平日に比べて配達スケジュールに影響が出る可能性があります。
特に地方や遠方への発送では、通常より1日~2日遅れるケースが見られるため、急ぎの荷物の場合は余裕を持って発送することが望ましいです。
また、年末年始や大型連休の時期は郵便物の量が増えるため、通常よりも配達が遅れる可能性が高まります。
失敗しないための事前確認リスト
✅ 封筒がしっかり閉じているか(開封状態だと受け付け不可)
✅ 追跡番号を控えているか(配送状況の確認のため必須)
✅ 配達日数を考慮しているか(急ぎの場合は事前に確認)
✅ 内容物の重さが4kgを超えていないか(超過すると発送不可)
✅ 破損の可能性があるものは適切に梱包されているか(緩衝材の使用)
まとめ
レターパックプラスは厚みの制限がなく、対面受け取りが必要な荷物に適した配送方法です。
ポストに入らない荷物でも確実に届けられるため、用途に応じて活用しましょう。
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