聴衆に好印象を与える簡潔に要点を絞った一分間スピーチのコツその2

聴衆に好印象を与える簡潔に要点を絞った一分間スピーチのコツその1」 の続きです。
今回で、一分間スピーチの要点をまとめます。

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スピーチの構成は3つのブロックからなる

スピーチに慣れている人は、要点を箇条書きにして、それをもとに話すこともできますが、慣れていない人は事前にしっかりとした原稿を作ることが必要です。
原稿は、大きく「序論、本論、結論」という3つのブロックに分けて構成します。
これはスピーチの種類を問いません。
もちろん構成法には「起・承・転・結」などいろいろあるのですが、この3ブロック方なら、誰でもきちんとしたスピーチをまとめることができます。

スピーチの3ブロック

序論=冒頭の挨拶の部分。自己紹介、祝意、謝意などスピーチの目的に合った言葉を簡潔にまとめる。

本論=スピーチの中心となる部分。相手の人柄の紹介、相手の激励、現在の心境、決意表明などをスピーチの種類によって異なる。

結論=締めくくりの部分。祝意、謝意を再度表明する、期待感を表現する、指導支援をお願いするなど本論を受ける形でまとめると良い。

どんどん書き出して可能な限り削る

序論と結論は、本論の内容がある程度を絞られた時点で書けば良く、まずはスピーチの中心となる本論をまとめましょう。
本論では、例えば結婚披露宴のスピーチなら、エピソードを紹介しつつ相手の人柄や長所などをまとめるのが一般的です。
とりあえず、思いつくことを、スピーチの長さなど気にせずに、どんどん書きましょう。
そして、一通り書きだしたら、最も適していると思える話題を1つ選び、それと関わりの薄い要素をできるだけ削り取り、全体の流れを整えます。
本論がほぼ確定したら、その流れに従う形で序論と結論を書き添えます。
序論は、自己紹介と挨拶(祝意・謝意の表現など)、結論は締めくくりの言葉です。以上で下書きが完成します。

話を凝縮して短く整理する

下書きができたら、本原稿を完成させます。
表現の仕方を見つめる、無駄な用途や表現をさらに削る、使い慣れない用語を改めるなどしながら、全体を凝縮し想定している長さに整理します。
ちなみに、1分間のスピーチなら300から350字程度が目安になります。
2分ならその2倍です。
また、用語、熟語、敬語の使い方が正しいかどうかや、誤解を生むあるいは誰かが気分を害する恐れのある表現がないか、などについても確認しておきましょう。

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頭で覚えるだけでは不十分

原稿が一通り完成したが、実際に声に出して、何度も練習することが大切です。
声を出すことにより、まず、実際のスピーチの長さを確認することができます。
また、発音しにくい言葉の修正や、紛らわしい表現の発見もできます。
練習は、毎回でなくても構いませんから、家族などに聞いてもらうことも大切です。
話すスピードは適切か、聞き取りにくいところはないか、意味の伝わりにくいところはないか、などチェックしてもらいましょう。

「好まれる話し方」のポイント

スピーチの内容が良くても、話し方に問題があると良いスピーチにはなりません。
原稿に書かれていないのに、スピーチで出てしまうのが口癖です。
「えーと…」や「〇〇がですね…」などを無意識に連発するケースがよくあります。
練習する際に録音するなどして、そのような傾向がないかどうか確認してみましょう。
一語一語が聞き取りにくい、語尾がハッキリしないなどという例もよく見られます。
普段の話し方よりややペースを落とし、はっきりと話すようにしましょう。
句読点の部分では心持ち間を取り、
改行部分では一呼吸するつもりで、
顔の向きや視線を少し変えるようにすると、話の展開もわかりやすくなります。
その他、集まりの趣旨やスピーチの内容に合った表情をすること、おどおどせず努めて落ち着くように心がけること、会場全体に語りかけるように時々視点を移動させることも、聞く側に好印象を与えるポイントになります。

本番で話す内容を忘れてしまった時は

スピーチに慣れていない人にとって最も心配なのは「途中で話すことを思い出せなくなったら…」と言うことでしょう。
そのような状態になったら、正直に「すみません。緊張して頭の中まで固まってしまいました」と口に出すのが1番です。
そして一呼吸すれば、思い出すこともあります。
仮に思い出せなくても「私がお話ししたかったのは…」と前置きして「〇〇さんが本当に優しい人だ、ということです」などと内容のポイントを要約して伝え、締めくくりの言葉をきちんとのべれば大丈夫です。
大抵、聞く側は温かい目で見守ってくれるはずです。
これは、話が支離滅裂になりそうな場合にも応用できます。
どうしても不安があるときは、スピーチの要点を書いた小さいメモを手に隠し持って望めば良いでしょう。
いざとなったらそれをチラッと見れば良いのですが、メモを持っているだけで気持ちが落ち着き、忘れるのを防ぐことができるものです。

まとめ

スピーチの達人といわれる人は、すべからく入念に準備をしています。
苦手意識のある人は、準備不足でとちってしまったことが、トラウマとなっていることが多いようです。

「下書きする手間を惜しむべからず」
「練習を重ねてスピーチを自分のものにする」
を心がけて臨めば成功間違いなしでしょう。

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