一関市の猊鼻渓(げいびけい)と 厳美渓(げんびけい)は、岩手を代表する絶景スポットです。
大自然がおりなす渓谷美を満喫してください。
名前は似ていますが、全く異なる渓相となっており、車で40分程度のドライブも丁度良い距離です。
翌日は世界遺産の平泉と前沢牛グルメを計画しているのであれば、宿泊は一関温泉郷かちょっと足を延ばして須川高原温泉がおススメです。
1日目の猊鼻渓から厳美渓を経由して一関温泉郷までの見どころを順を追ってご紹介します。
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渓流の魅力を満喫できる猊鼻渓の舟下り
【見どころ】
砂鉄川が石灰岩層を侵食してできた渓谷です。
高さ100mの断崖が約2km続く。
その間を船頭が棹一本で舟を操って進む舟下りが人気。
船頭さんが歌う「けいび追分」は舟下りの情緒を一層深めるものとなっています。
折り返し地点では「運玉投げ」(100円)にも挑戦してみてください。
5月の下旬頃には藤の花が見ごろとなります。
舟下りの所要時間は往復で80分~90分程度です。
【料金】
大人:1,600円、小学生:860円、幼児:200円
【定休日】
無休、但し悪天候の時は休みます。
【所在地】
岩手県一関市東山町長坂字町467
【電話 】
0191-47-2341(げいび渓観光予約センター)
【アクセス・車の場合】
東北自動車道一関ICより東方面県道19号一関~大東線30分
【駐車場】
100台無料
【ホームページ】
http://www.geibikei.co.jp/
翡翠色に輝く水が奇岩の間を流れる厳美渓
【見どころ】
奇岩・怪岩が役2kmにわたり続く。周囲の木々とヒスイ色の水流のコントラストが美しい。
滝のように勇ましい上流に対して下流では穏やかな流れになるなど、多彩な表情が見どころです。
【料金】
無料・見学自由
【所在地】
岩手県一関市厳美町字滝の上地内
【電話 】
0191-21-8413(一関市商業観光課)
【アクセス】
一関ICより車で約8分
【駐車場】
150台無料
【ホームページ】
http://www.ichitabi.jp/spot/data.php?no=8
川を渡る郭公屋のかっこうだんご
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【見どころ】
厳美渓名物・空飛ぶだんごとして知られるのが「郭公だんご」。
東屋でかごに料金を入れ、木づちで板をたたけば注文完了。
対岸の店から、だんごとお茶が入ったかごがロープ伝いに飛んできます。
渓流の上をだんごが行き来する姿から「空飛ぶだんご」と呼ばれます。
「郭公だんご」はお店(郭公屋)でも食べる事ができ、店内から対岸でお団子を注文している観光客達を眺めながら食べるお団子もまたおつなものがあります。
【料金】
かっこうだんご(ごま、あんこ、しゅうゆの3本)400円
【営業時間】
9時~16時
【定休日】
4~11月無休、12~3月休業
【所在地】
一関市厳美町字滝の上211
【電話 】
0191-29-2031
【アクセス】
一関ICより車で約8分
【駐車場】
厳美渓の無料駐車場をご利用ください。
一関温泉郷で宿泊
国道342号線を西に向かうと、一関温泉郷 (矢びつ温泉瑞泉閣、祭畤温泉かみくら)があります。
さらに1時間ほどを登って県境までいけば、須川高原温泉があります。雪の為冬期間は閉鎖されて、4月下旬から温泉に入れます。閉鎖前の紅葉狩りの名所としても有名です。
今日一日の疲れを温泉でとって、明日の世界遺産平泉巡りと前沢牛探訪に備えましょう。
須川高原温泉
【特徴】
岩手、宮城、秋田の3県にまたがる栗駒山の中腹にある温泉です。
ゆたかな大自然のふところに位置する須川からの眺望は雄大で、遠く鳥海山までも望むことができます。
春から夏にかけては栗駒山登山の基地として、また秋には全山が紅色に染まり、紅葉狩りの人々の宿として人々の疲れを癒し続けています。
須川温泉はph2.2の強酸性温泉です。源泉は摂氏47~49度の湯が毎分6,000L(ドラム缶換算で30本位)湧出しており、1,126mもの高山での湧出量でも全国屈指です。
希少な泉質を有する須川温泉にはかつて東北大学医学部の先生方が滞在し、温泉医療研究の傍ら多くの湯治客の治療法や療法相談などにも応じていただくなどしたことから療養温泉としても広く知られるようになりました。
【料金】
日帰り入浴:大人600円、子供300円
宿泊(旅館部):12,570円~
宿泊(自炊部):5,500円~
【定休日】
11月3日~4月26日頃まで冬季閉鎖。
営業期間中は、水曜定休日
【所在地】
岩手県一関市厳美町字マツルベ山国有林46林班ト
【電話 】
0191-23-9337
【アクセス】
一関インター(R342)より、所要時間約80分
【ホームページ】
http://www.sukawaonsen.jp/
まとめ
一日で、猊鼻渓→厳美渓→世界遺産平泉の中尊寺と毛越寺→牛の博物館 をドライブすることは可能ですが、じっくりと楽しむことはできないでしょう。
ですから、あえて温泉宿泊を入れて1泊2日の旅にしました。
今日は、猊鼻渓と厳美渓の二大渓谷を楽しみました。
明日は、「世界遺産登録の平泉(毛越寺・中尊寺)巡りと前沢牛を堪能する旅 」となります。
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