世界遺産登録の平泉(毛越寺・中尊寺)巡りと前沢牛を堪能する旅

ドライブ

1日目の昨日の宿泊先・須川高原温泉はいかがでしたか?
2日目の今日は、世界遺産の町・平泉を散策して、前沢牛を堪能する旅にしましょう。
では、順を追ってナビゲートしますね。

 

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平安期から残る古寺の名庭園で知られる毛越寺(もうつうじ)

昨日の厳美渓から県道31号線を使えば、12分程度で毛越寺です。
時間があれば、途中の「達谷窟毘沙門堂」も立ち寄ってみたいところです。

【見どころ】
850年に慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡から三代秀衡の時代に伽藍を造営した。火災により往時の建物は焼失しましたが、仏の世界を地上に表現したと伝わる浄土庭園は現存している。
往時の栄華をしのばせる特別史跡・特別名勝と、国から二重指定をされています。

庭園ですので、実際あまり見るべきものはないとがっかりする方もいます。
そういう方には、6月20日~7月10日の期間開催される、「毛越寺あやめまつり」がおススメです。


大泉が池周辺の約30アールの花菖蒲園に、300種、3万株の花菖蒲が咲き誇ります。まつり期間中は、延年の舞、写生大会などが行われます。

【拝観料】
大人:500円、高校生:300円、小・中学生:100円

【拝観時間】
8時30分~17時
※11月5日~3月4日は8時30分~16時30分

【定休日】
無休

【所在地】
岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢大沢58

【電話 】
0191-46-2331

【アクセス】
平泉・前沢ICから約10分

【駐車場】
有料 普通車300円

【ホームページ】
http://www.motsuji.or.jp/index.html

平泉仏教文化の中心、金色堂のある中尊寺

毛越寺から中尊寺までは、約7分。
ただし5月3日の春の藤原まつり(東下り行列)は大渋滞となります。

【見どころ】
比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁によって開山されました。
往時の工芸技術の粋が凝縮された金色堂をはじめ、数多くの国宝や文化財が伝わることから、平安仏教美術の宝庫とも称せられます。
本堂や金色堂までは、参道でもある月見坂を 登って向かいますが、これがなかなかハードです。 途中、北上川などを望めるポイントや お守りや飲み物などを売る売店、地蔵堂、薬師堂、 弁慶堂といった数々のお堂があります。

【金色堂・讃衡蔵の拝観料】
大人:800円、高校生:500円、中学生:300円、小学生:200円

【拝観時間】
3月1日から11月3日まで、8時30分~17時
11月4日から2月末日まで、8時30分~16時30分

【定休日】
無休

【所在地】
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202

【電話 】
0191-46-2211

【アクセス】
平泉前沢ICより11分

【駐車場】
中尊寺第一駐車場 有料148台 普通車400円

【ホームページ】
http://www.chusonji.or.jp/index.html

世界遺産登録平泉の構成資産とは

平泉は2011年「平泉の文化遺産」として世界遺産登録されました。
構成資産は、中尊寺、毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山、の5つからなります。

【ホームページ】
http://hiraizumi.or.jp/heritage/#about_kinkei

観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山について、下記にご紹介します。
すべて無料なので時間があれば立ち寄ってみてください。

観自在王院跡

【見どころ】
二代基衡公の妻が建立したと伝えられる寺院跡。
ほぼ完全に残っている浄土庭園の遺構は平安時代に書かれた日本最古の庭園書『作庭記』の作法どおりと考えられています。

【感想】

毛越寺のすぐ隣にあります。毛越寺庭園をかなりコンパクトにした感じです。手前は平らな芝生という感じですが、お堂や鐘楼などいくつかの建物や土塁、門などの跡が発見されているそうで、それらが残っていれば・・・という感じです。牛舎を止めた車宿跡(かなり広い)もあり、繁栄していた時はさぞにぎわっていたんだろうな・・・と感じさせる場所でした。

【所在地】
岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山地内

無量光院跡

【見どころ】
藤原氏三代秀衡が建立した無量光院は、宇治平等院の鳳凰堂を模して、ひと回り大きく造られました。しかし現在は、建物は焼失し、礎石が残っているだけです。

【感想】

跡というだけあって、本当になにもありません。私は平等院を知っているので、あれよりも大きなものがあったというのであれば、素晴らしい景観だっただろうなと思います。平泉自体がそういう町なので、時間があればこちらもそのひとつとして見ておいてもいいのではと思いました。

【所在地】
岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内

金鶏山

【見どころ】
中尊寺と毛越寺のほぼ中間に位置する円すい状の山。頂上には経塚があり、「平泉を守るため黄金の鶏を埋めた」や「北上川まで人夫を並べ、一晩で築いた山」などの伝説が残っています。松尾芭蕉が『おくの細道』の中で、「秀衡が跡は田野となりて、金鶏山のみ形をのこす」と記した、数々の伝説に彩られた山です。

【感想】

世界文化遺産登録地の観光コースに組み込まれている金鶏山に行ってみよう!っと軽い気持ちで行ってみましたが、入口付記から見える急な坂道にゲンナリ。約10分ほどかかり山頂に到着しましたが、「何を見ればいいの?」っと戸惑ってしまうほど山頂には神社しか有りません。

【所在地】
岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内

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「牛の博物館」で前沢牛のルーツを知る

平泉の隣町は前沢牛で有名な前沢です。
ここには「牛の博物館」があります。
中尊寺から10分程度の距離です。

【見どころ】
前沢牛をはじめ、世界中の牛の歴史や生物学を紹介する日本唯一の牛専門ミュージアム。牛のはく製や実物標本、牛と人との関りを紹介する展示など、バラエティー豊かな資料を見学できる。
前沢牛をブランド牛にした3頭のはく製も展示されています。

【入館料】
大人:400円、高・大学生:300円、小・中学生:200円

【開館時間】
9時30分~17時

【定休日】
月曜(祝日の場合は翌日休み)

【所在地】
岩手県奥州市前沢区字南陣場103-1

【電話 】
0197-56-7666

【アクセス】
平泉前沢ICより5分

【駐車場】
無料50台

【ホームページ】
http://www.isop.ne.jp/atrui/mhaku.html

「助八寿司」で極上の前沢牛握り寿司を

【特徴】
20年程前から始めた『前沢牛にぎり』は、特許庁より登録証をいただき、創意工夫を重ねた当店の自信作。牛肉は十分に熟成させ、肉の甘みを最大限に引き出しております。前沢牛特有の甘く柔らかな肉質の牛トロに炙りを施し、一口食べれば香ばしく上品な脂の風味が口の中いっぱいに広がります。ぜひとろけるような肉の甘み『陸のトロ』をご賞味下さい。

【料金】
牛セット 3,200円~

【定休日】
月曜

【所在地】
岩手県奥州市前沢区駅東2丁目8-9

【電話 】
0197-56-4141

【アクセス】
平泉前沢ICより10分

【駐車場】
10台

【ホームページ】
http://www.sukehachi.com/

前沢牛の飼育農家が手がける店「肉料理おがた」

【特徴】
前沢牛生産の老舗である小形牧場の直営店ですから、厳選した前沢牛をリーズナブルに味わえます。併設の精肉店では新鮮な前沢牛のお土産も販売しています。

【営業時間】
ランチ 11時30分~15時 (L.O.14:30)
ディナー17時~21時 (L.O.20:30)

【料金】
小形牧場牛サーロインステーキ定食 4,320円(税込)~

【定休日】
水曜

【所在地】
岩手県奥州市前沢区向田1-22

【電話 】
0197-56-7729

【アクセス】

【駐車場】

【ホームページ】
http://www.maesawagyuogata.com/

【通販】

【前沢牛オガタ】 前沢牛ステーキ180g×3枚「送料込」 【冷凍商品】
by カエレバ

 

まとめ

一関~平泉~前沢のドライブ旅を2日にわたってご紹介しました。
一日目の、「岩手を代表する絶景スポット猊鼻渓と厳美渓の渓谷美を堪能する旅
今回は二日目の、「世界遺産登録の平泉(毛越寺・中尊寺)巡りと前沢牛を堪能する旅」はいかがでしたか?

車中泊をしながら観光で岩手県南の旅を計画しているのなら、「道の駅平泉」をおすすめします。
近くの温泉でリフレッシュ、翌朝の500円朝定食で一日のスタミナ補給もバッチリです。

この記事が今度の家族旅行の参考になればうれしいです。

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