日帰りドライブで山形県のパワースポット出羽三山巡り

ドライブ

「西の伊勢詣り、東の奥詣り」と言われるほど古くから信仰を集めている東北のパワースポット出羽三山。
ぞっとするほどの空気が漂い、お参りすれば生まれ変わることが出来るとされた、神秘的な北の聖地へ行ってみました。

九月の休日、午前10時ころ、山形道 西川ICを降りて、出羽三山の日帰りパワースポット巡りは始まりました。
まず、岩根沢三神社をお参りして、昼食は西川町内で山菜料理を頂く。
午後はメインスポットの羽黒山へと向かった。
夕方5時には山形道 鶴岡ICに入って帰宅の途に就く。

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月山詣での拠点として栄えてきた岩根沢三神社

山形県のほぼ中央部にある出羽三山−月山、湯殿山、羽黒山は修験道を中心とした山岳仏教、信仰の山として崇められてきた。
そのなかで一番高い月山(標高1984メートル)は、古い時期には三山信仰の中心地であった。
岩根沢三山神社は、この月山詣での拠点として栄えてきた。
社名は「月山神社・出羽神社・湯殿山神社摂社」。
摂社とは、分かりやすく言うと出張所のようなもので、三社へのお祈りをここで捧げる事ができる。
月山の登り口は、7ヶ所あるが、ここ岩根沢は最も東側にあり、遠く関東各地や宮城、福島から来た信徒が利用した。
この神社は地元の宮大工を棟梁に、巨木をふんだんに使って建てた豪壮な建物で、平成12年、国の重要文化財に指定された。
昔は月山詣で信徒の宿坊の役割も果たし、祈祷所、座敷、庫裏が一体になった「破格の規模を持った太い木の建築物」として、高く評価された。
近年パワースポットブームでひそかな人気となっている。

【所在地】
山形県西村山郡西川町大字岩根沢95

【電話 】
0237-74-4732

【拝観料】300円

【アクセス 】
山形道西川ICより20分

【駐車場】20台

西川町で山菜料理をいただく

周囲を山々に囲まれている西川町は山菜の宝庫。
80年以上前から山菜料理を作り続けている老舗「出羽屋」
山菜定食(¥1100 )をいただいた。

【所在地】
山形県西村山郡西川町間沢58

【電話 】
0237-74-2323

【アクセス 】
山形道西川ICより5分

【駐車場】50台

北のパワースポットとして名高い出羽三山の羽黒山

羽黒山山頂にある出羽神社は、出羽三山のエネルギーが集合した強力なパワースポットといわれており、三神合祭殿や五重塔など運気を底上げしてくれる場所がそろう。
霊的な因縁や過去を癒し未来への活力を得たいときにおすすめ。

随神門の近くに車を停め、とりあえず五重塔を目指す。

随神門より継子坂を下りると祓川に掛かる神橋に出る。

朱塗りの美しい神橋は見事な浸蝕谷にかかり、向かいの懸崖から落ちる須賀の滝と相対し、その景観はきわめて清々しく美しい。

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随神門から5分ほどでここまで来た。

五重塔より背が高い杉木立に囲まれ凛とした姿で建つ五重塔。

素木造り(しらきづくり)のため、何も塗らず、釘の一本も使っていません。

高さ29m、三間五層の杮葺(こけらぶき)の塔は約600年前に再建されたもの。

山頂までは2446段の石段の杉並木を時間にして50分くらいかけて登らなくてはいけない。
帰りのことを考えると暗くなりそうなので、あきらめてここで引き返すことにした。
随神門のところに停めた車まで引き返し、山頂近くまでは羽黒山自動車道を使って社殿を目指す。
約15分で山頂近くの駐車場に到着。

鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)

出羽三山神社参集殿
月山・羽黒山・湯殿山の三神を合わせて祀る日本随一の大社殿。
高さ28m、桁行24.2m、梁間17.40m、屋根の厚さ2.1m。余入母屋造の独特の社殿形式は他に類例がなく内部は総漆塗。
本殿は度重なる火災にあい、現在の社殿は文政元年(1818)の再建。国重要文化財。

三神合祭殿の前にある「鏡池」
年間を通しほとんど水位が変わらない神秘な御池として古くから信仰を集めています。
鏡自体に霊的な力が宿るというような話もあるほどなので、その鏡がたくさん埋納されたということは元々の池の力に、さらに鏡の力が加わり、相当なパワーが蓄えられた強力なパワースポットになっていると考えられています。
この池から発掘された鏡は、近くの出羽三山歴史博物館で見ることができます。

ここから、1時間ほど下れば随神門に着きます。

まとめ

また、行ってみたいパワースポットだった。
次回は、一日かけて、随神門から杉並木の石段を登って山頂に行ってみよう。

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