不眠解消の常識に潜む3つの誤解を解明する

humin
 秋の夜長、もっとぐっすり眠りたい!
そんなあなたにとっておきの不眠解消ネタを教えます。
これまで正しいと思われてきた「睡眠の常識」が、
かえって眠りを妨げているかもしれません。

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不眠解消の常識「理想的な睡眠時間は7~8時間」はウソ

 よく言われる理想の睡眠時間は、7時間から8時間とされておりますが、この数字に根拠はありません。
その人にとって必要な睡眠時間は非常に個人差があり、
年齢、体質、運動や飲酒などの生活習慣、気温や日照時間等の快適環境によって、
ひとりひとり異なります。
 万人に共通の「理想的な睡眠時間」というのは存在しません。
さらに、「以前よりも睡眠時間が短くなった」と悩む人が多いですが
、睡眠時間が短くなるのは自然なことなのです。
7時間から8時間眠れるのはせいぜい20代位までで、
働き盛りの30代から50代は7時間に満たず、
70歳ではあくまで平均ですが、6時間を下回ります。
年をとれば睡眠時間が短くなるのは当然のことと受け入れ、深追いしないことですね。

また「眠りが浅くなった」と言うのも、中高年に多い悩みです。
若い頃は日中の活動量が多く、エネルギーを消費するので、
休養のために長くて深い睡眠が必要なのです。
しかし高齢者の場合は、
体重当たりのエネルギー消費量が乳幼児の3分の1で済む「エコ型」になるので、
若い時よりも浅くて短い睡眠で間に合うのです。
浅い眠りや睡眠時間の減少は、
白髪や老眼と同じ加齢変化であって、誰にでも起こるものなのです。
だから、日中に倦怠感や疲労感を感じず、生活に支障がなければ、
深刻に悩む必要はありません。

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不眠解消の常識「横になるだけでも体は休まる」はウソ

hituji
「横になって目を閉じていれば、そのうち眠くなるはず」と言うのは、
不眠で悩んでいる人にとっては大きな間違いです。
眠れずに「今日は何時間眠れるか」「また夜中に何度も起きたらどうしよう」と気になり、
ますます眠れなくなります。
寝床で羊を数えるなんてもってのほかです。
逆にこうした苦労を積み重ねることで、
寝床はどんどん苦しい場所になってしまい、
寝室へ行くこと自体が苦痛になってしまいます。
寝る努力をしても効果がないのなら、
むしろ起きる努力をしてみることをお勧めします。
眠くなければ寝なくて良いのです。
睡眠の最大の役割は休養なので、必要な時に必ず眠気はやってきます。
眠くなってから寝床に入るようにし、
もし寝床に入って10分たっても眠れなかったら、
思い切って他の部屋に移りましょう。

不眠解消の常識「朝日を浴びれば快眠できる」はウソ

私たちの体には「体内時計」と言う仕組みがあります。
人によっては周期は違いますが、
24時間より少し長い場合が多く、
そのままだと実際の時間とズレが生じます。
これを調整するのが光です。
朝に強い光を浴びて目に光が入ると、
体内時計がリセットされ、体のリズムが最適な状態に調整されます。
ですから朝起きるのが辛い人は朝に光を浴びると効果的なのですが、
高齢者に多い「朝早く目が覚めてそのまま眠れない」と言う超早起きの場合は逆効果になります。
体内時計のリズムは、光を浴びる時間によって変わるからです。
この体内時計の仕組みを使って、
朝早く目が覚めて困っている人は、
なるべく朝日を浴びないように、
朝はカーテンを引いたまま過ごし、
買い物や散歩などは午後から夕方にかけて行うなどすれば解消できます。
逆に早起きするのが辛い人は、
積極的に朝日を浴びて体内時計を前にずらすようにしましょう。

まとめ

 不眠を引き起こす原因はたくさんあります。
「寝付きが悪い」「眠りが浅い」といった不眠の症状があっても「不眠症」とは限りません。
不眠症は、不眠の症状が一カ月以上続くことに加え、
昼間に眠気や倦怠感等を感じて、
日中の生活に支障が出てきている状態をいいます。
また、そもそも不眠を引き起こす原因は不眠症だけではなく、
他の睡眠障害の場合もあります。
睡眠時無呼吸症候群や、
足に違和感を覚えるレストレスレッグス症候群などの可能性もあるので、
3ヶ月以上不眠症状が改善されなければ、
他の睡眠障害を疑いましょう。

医師に相談することをお勧めします。

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