9月の二十四節気「白露」の七十二候(旬の食材・動植物、開運のヒント)



二十四節気の期間は約15日で、白露は9月8日から9月22日頃まで。
その期間を3等分して、初侯を「草露白」、次候を「鶺鴒鳴」、末候を「玄鳥去」の短文で表現されている。以上の七十二候について解説します。

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白露の初侯:草露白

読み方は、「くさのつゆしろし」と読みます。

【期間】9月8日~9月12日頃

【由来】空気中の水蒸気が冷えてできた露が、草の上に降り、白く光って見える様子を表している。

・この時期の兆し:「御山洗い(おやまあらい)」

富士山麓地方で旧暦7月26日頃に降る雨のことで、秋の季語。言葉の通り、この頃に降る雨は、多くの登山者によって汚されてしまった富士山を洗い清めてくれると解釈されていた。

・この時期の野菜:「シメジ」

「香りマツタケ、味シメジ」といわれるほど、味が良いとされている。ここで言われているシメジは、本シメジのことで、一般に出回っているブナシメジとは別物。シメジを鍋や汁物に入れる時は、水からゆっくり煮ると旨味成分が溶け出して、美味しく仕上がる。

・この時期の鳥:「赤とんぼ」

誰もが一度は口ずさんだことがある童謡「赤とんぼ」に歌われている赤とんぼは、アキアカネ、ナツアカネ、ミヤマアカネなどの体の赤いトンボの総称。夏の間は山間部で過ごし、秋風が吹くころに人々が生活する平野部に降りてくる。

・この時期の行事:「重陽の節句(ちょうようのせっく)」

重陽(ちょうよう)の節句は五節句のひとつで、9月9日。古くから縁起が良いとされてきた奇数のなかでも一番大きな九が重なる日として、陽が重なる「重陽の節句」となった。延寿の力があるとされる菊を用いて長寿を願うことから、「菊の節句」とも呼ばれている。

・この時期の開運方法:少し早起きをして草花の露に触れてみてください。自然に生じた水のパワーを肌で感じることで運気が上がります。

白露の次候:鶺鴒鳴

読み方は、「せきれいなく」と読みます。

【期間】9月13日~9月17日頃

【由来】水辺に棲む美しい鳥、セキレイの鳴き声が聞こえてくる頃。

・この時期の兆し:「キノコ狩り」

朽ち木や木陰の腐葉土に生えているキノコ。秋の味覚を求めて、たくさんの人たちが森の中へと探しに出かけます。日本は古くから森林が豊富な国で、キノコは山の幸として昔から味あわられてきた。

・この時期の鳥:「鶺鴒(セキレイ)」

「日本書紀」に、イザナギとイザナミに夫婦和合の方法を教えた鳥として登場。そのためか「教え鳥」「恋教え鳥」という異名もある。

・この時期の植物:「白粉花(オシロイバナ)」

夕方に赤や黄色、紫、白の花を咲かせ、翌朝にはしぼんでしまう花。熟した種を割ると、中からおしろいのような白い粉が現れることから、この名がついた。

・この時期の料理:「栗ご飯」

ふっくら炊き上がった真っ白なご飯と黄金色の栗のコントラストが目にもおいしい栗ご飯。味付けは塩のみで、ご飯と栗、それぞれのやさしい甘味を味わう。栗の皮をむくのが少し大変ですが、水にしばらく浸けて皮を柔らかくしておくのがコツ。

・この時期の開運方法:結婚式場に鶺鴒(せきれい)が壁に描かれていたり、婚礼の調度に鶺鴒台があるのは、夫婦円満を願ってのこと。鶺鴒を見かけたら夫婦円満や縁結び、子宝祈願を告げてご利益にあやかりましょう。

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白露の末候:玄鳥去

読み方は、「つばめさる」と読みます。

【期間】9月18日~9月22日頃

【由来】春に飛来したツバメが、秋の深まりを感じて暖かい南方へと帰っていく頃。旅立った燕は、前の巣のことを覚えており、次の年には同じ巣にもどってくるそうです。

・この時期の兆し:「中秋の名月」

中秋とは旧暦8月15日のこと。ちょうど秋の半ばにあたり十五夜とも呼ばれる。秋の夜空は空気が澄んでいるため、月がひときわ美しく見えます。

・この時期の鳥:「百舌鳥(モズ)」

ほかの鳥の鳴き声を真似ることから百舌鳥と呼ばれるようになった。秋から冬にかけて、激しい鳴き声で縄張り争いをする。雀よりの少し大きいくらいの鳥ですが、くちばしは鋭く、獲物を小枝などに串刺しにする「はやにえ」の習性で知られる。

・この時期の行事:「敬老の日」

敬老の日は1966年に「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日として祝日法で制定された。当初は9月15日でしたが、2003年からは9月の第三月曜日となった。

・この時期の野菜:「里芋(サトイモ)」

里芋の歴史は稲より古く、縄文時代の後期から食べられてきた。種芋のまわりに子芋、孫芋、ひ孫芋・・・とたくさんの芋ができ、種芋自体も成長することから、子孫繁栄の縁起物とされてきた。十五夜には収穫を祝ってお供えする。

・この時期の開運方法:燕は空を飛ぶ玄人と呼ばれる。玄人とは、一つの物事に熟達した人を意味する。新しい趣味やこれまでやりたかったことにチャレンジしましょう。新たな生きがいが見つかり運が開けます。




9月の二十四節気「秋分」の七十二候(旬の食材・動植物、開運のヒント) に続く


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