8月の二十四節気「立秋」の七十二候(旬の食材・動植物、開運のヒント)



二十四節気の期間は約15日で、立秋は8月7日から8月22日頃まで。
その期間を3等分して、初侯を「涼風至」、次候を「寒蝉鳴」、末候を「蒙霧升降」の短文で表現されている。以上の七十二候について解説します。

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立秋の初侯:涼風至

読み方は、「すずかぜいたる」と読みます。

【期間】8月7日~8月12日頃

【由来】秋の涼しい風が、時折吹き始める頃とされるが、実際の気温は夏とさほど変わらない。

・この時期の兆し:「夕涼み」

暑い日の夕方、風を求めて野外に出て日暮れを楽しみながら涼むことを夕涼みという。かつては縁側や公園などでうちわ片手にお酒とおつまみを嗜むことが多かったが、近年ではビアガーデンで過ごすことが多い。

・この時期の植物:「つゆ草」

道端に咲いている小さな青色の花。古くは花の汁で布地を染めたりした。色が水に溶ける性質があり、染めた色がすぐに色あせてしまうことから、心の移ろいを表現する言葉に使われることがあった。

・この時期の虫:「オンブバッタ」

オスの方がメスよりも小型で、繁殖期になると、メスがオスをおんぶするような恰好で交尾する。他のバッタに比べて動きが鈍く、あまり飛ぶこともない。

・この時期の料理:「キスの天ぷら」

沿岸の砂泥底に生息する海水魚。その美しさから「海の鮎」とも呼ばれている。脂が少なく柔らかい白身は、天ぷらやフライなどの揚げ物にピッタリ。骨もカリカリに焼いて骨煎餅として食べられる。

・この時期の開運方法:中国では、桃は不老長寿や魔よけの植物とされ、仙人の食べ物といわれています。桃にはデトックス作用があるので、旬の桃を食べて開運しましょう。桃色は良縁をもたらすラッキーカラーです。

立秋の次候:寒蝉鳴

読み方は、「ひぐらしなく」と読みます。

【期間】8月13日~8月17日頃

【由来】夕暮れ時、蝉しぐれが響き渡る。ヒグラシのカナカナと切ない声が、夏の終わりを感じさせる。

・この時期の兆し:「迎え火」

盆の時期は地方によって違いがあるが、一般的に月遅れの盆(旧盆)は8月13日から16日までの間に行われることが多い。盆入りの8月13日の夕方には、先祖の霊が迷わないように目印として火を焚く迎え火を行う。

・この時期の野菜:「冬瓜(とうがん)」

ウリ科の植物で、果肉は95パーセント以上が水分で、煮物やスープ、炒め物にしたりして食べる。弱った胃にやさしいさっぱりした味わいで、利尿作用があるため、薬膳料理などに使用される。

・この時期の虫:「蝉(せみ)」

一般的に蝉は夏の虫というイメージが強く、俳句などでも夏の季語とさる。しかしなかには、ヒグラシやツクツクボウシなど秋の季語とされている種類のある。

・この時期の行事:「五山の送り火」

8月16日の夜、京都五山に灯が浮かび上がる伝統行事で、この灯は現世に訪れていたお精霊と呼ばれる先祖の霊を、再びあの世へ送り届ける目印です。東山如意ヶ嶽の「大」という字が有名。

・この時期の開運方法:月遅れの盆を迎える地方も多くあり、まずは、家族そろってご先祖様に日頃の感謝を伝えましょう。お墓参りができない場合は、仏壇に向かって感謝の言葉を述べるといいでしょう。

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立秋の末候:蒙霧升降

読み方は、「ふかききりまとう」と読みます。

【期間】8月18日~8月22日頃

【由来】早朝の空気がひんやりとし、霧が発生しやすくなる頃。山や湖畔では深い霧が立ち込める。

・この時期の兆し:「霧」

大気中の水蒸気が急激に冷えることで発生する霧。この景色が白く煙る神秘的な現象を、日本人は古くから春は霞(かすみ)、秋は霧(霧)と呼び分けていた。

・この時期の植物:「水引(みずひき)」

細長い花穂に咲いた花は、上から見ると赤く、下から見ると白く見える。それが祝儀などの包装を結ぶ飾り用の紙糸「水引」に似ていることから名付けられた。

・この時期の魚介:「真蛸(マダコ)」

市場に出回ることが多いタコ。丸く膨らんだ胴体と頭胴長の約3倍もある腕には、甘さと旨味が詰まっている。特に明石沖でとれるタコは、「明石のタコは立って歩く」といわれるほど引き身が締まっている。

・この時期の鳥:「鵲(カササギ)」

白と黒のツートンカラーの体と、長い尾をもつ鳥。繁殖期には、つがいで木の上や電柱上に枯れ枝を使って巣をつくる習性がある。けたたましい鳴き声も特徴の一つ。

・この時期の開運方法:この時期に咲く「水引(みずひき)」は、花を上から見ると赤く、下から見ると白いのでご祝儀袋の水引に見立てて名づけられました。花を活けて水引紐で飾り付けすると、家の中が明るくなり喜び事が舞い込みます。




8月の二十四節気「処暑」の七十二候(旬の食材・動植物、開運のヒント) に続く


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