3月の二十四節気「春分」の七十二候(旬の食材・動植物、開運のヒント)



二十四節気の期間は約15日で、春分は3月21日から4月4日頃まで。
その期間を3等分して、初侯を「雀始巣」、次候を「桜始開」、末候を「雷乃発声」の短文で表現されている。以上の七十二候について解説します。

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春分の初侯:雀始巣

読み方は、「すずめはじめてすくう」と読みます。

【期間】3月21日~3月25日頃

【由来】雀が青空に下を飛び回り、枯れ草を集めて巣作りを始める頃。雀は人家の軒下や瓦屋根の隙間などに巣をつくる身近な存在の小鳥です。

・この時期の兆し:「雀隠れ」

春、芽生えた若草や木の芽、葉などが地面を歩く雀の姿が隠れるほどのびたことを「雀隠れ」という。春の季語として使われる言葉で、時間の流れによる草木の成長をかわいらしく言い表している。

・この時期の野菜:「土筆(つくし)」

日当たりのいい河原や道端に群生し、名前の通り筆の穂先に似た形をしている。ツクシは野草ではなくスギナという植物んオ胞子穂です。つくだ煮などにして食べられる。

・この時期の虫:「紅蛍」

ホタルと聞くと夏を連想しますが、沖縄では春のしるしとされている。正式名称は「オオシマカクムネベニボタル」でホタルの仲間ではあるが発光はしない。鮮やかな赤い羽が美しい。

・この時期の魚:「キビナゴ」

鹿児島県周辺でよくとれる青と銀色の魚で、外海に生息しているが産卵期に内海に入ってくる。上品な味で、刺身や天ぷら、揚げ物などにして食べます。

・この時期の開運方法雀の鳴き声が聞こえてきて、口に枝葉をくわえて巣作りを始める頃。部屋を整理整頓して心新たに春を迎えましょう。子宝を授かりたい人は寝室の掃除が特におススメ。

春分の次候:桜始開

読み方は、「さくらはじめてひらく」と読みます。

【期間】3月26日~3月30日頃

【由来】桜前線が北上するとようやく春の風物詩である桜が花開きます。満開の桜の豪華さと、すぐに散りゆくはかなさは、古くから多くの人々の心を魅了してきました。

・この時期の兆し:「ソメイヨシノ」

日本の代表的な桜、染井吉野が各地で花を開かせます。この桜は江戸時代に今の東京都豊島区にあった染井村で、植木職人が掛け合わせて生み出したものです。それまでは吉野の山桜が花見の主流でした。

・この時期の鳥:「雲雀(ひばり)」

春になると「ピーチク・チルル」と鳴きながら空高く垂直に飛ぶ姿が見受けられます。最近の都会ではなかなか見ることができなくなった褐色の地に黒い斑点のある小鳥です。

・この時期の植物:「菫(すみれ)」

日当たりのよい山野で濃い紫色の花を咲かせる春の花。花の形が大工道具のひとつ「墨入れ(墨壺)」に似ていることからスミレと名付けられた。

・この時期の魚介:「桜エビ」

名前のとおりきれいな桜色をした体長4センチくらいのエビ。海鮮丼やかき揚げにして食べる春の魚介。

・この時期の開運方法この時期、花が咲いていなくても桜の木に触れてみましょう。何世代にもわたり眺められてきた桜から健康長寿の力を授かります。また、桜の香りを楽しみながら桜餅を食すと開運につながります。

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春分の末候:雷乃発声

読み方は、「かみなりすなわちこえをはっす」と読みます。

【期間】3月31日~4月4日頃

【由来】桜の盛りが終えると、寒冷前線の通過により雷が起きやすくなる。春に鳴る雷のことを特別に春雷と呼びます。春雷は夏の雷と違い短く鳴るのが特徴。春雷は田植え前の恵みの雨を呼ぶ兆しともいえます。

・この時期の兆し:「春暁(しゅんぎょう)」

夜明けの気配を感じながらもまだまだ薄暗い春の夜明けを表す言葉。冬の硬く張り詰めた空気と違い暖かみがあります。「春は曙(あけぼの)」という言葉もありますが、曙は暁(あかつき)よりも後の空が白みかける時分を表します。

・この時期の料理:「鯛茶漬け」

縁起物としてよく祝い膳に用いられる鯛は平安時代から朝廷への貢ぎ物とされて特別な扱いを受けてきました。この鯛の切り身を醤油に漬け込みごはんにのせて薬味とお茶を注いだ鯛茶漬けはちょっとした贅沢です。

・この時期の野菜:「タラの芽」

穂先が鮮やかな緑色で山の斜面によく生えている山菜で、高さは4メートルほどにもなる。トゲがあるため採取する時は注意が必要。葉酸やビタミンEが豊富で、天ぷらやおひたしにして食します。

・この時期の植物:「タンポポ」

タンポポには日本在来種の関東タンポポと、外来種である西洋タンポポがある。花の真下の部分がめくれて反り返っているのが西洋タンポポ。西洋タンポポは夏も咲くが、関東タンポポは春の短い間しか咲かない。

この時期の開運方法大きな声ではっきりと挨拶をすると、コミュニケーション運がアップします。




3月の二十四節気「清明」の七十二候について に続く


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